カナダ生活

カナダで迎える2026年のお正月|年越しの違いと手作り味噌、暮らしの質を整える一年の始まり


皆さん、あけましておめでとうございます。
2026年がいよいよ始まりました。カナダに住んでいると、日本との時差の関係で少し不思議な感覚の年越しを迎えることになります。こちらではまだ大晦日の夕方なのに、日本にいる家族や友人からはすでに「明けましておめでとう」のメッセージが届き、気持ちだけが一足先に新年へ進んでいるような感覚になります。今年もそんなカナダならではの年明けから、新しい一年が始まりました。


日本とカナダ、対照的な年越し文化

実際に年が明ける瞬間は、日本とはまったく違う雰囲気です。
日本では、除夜の鐘や「ゆく年くる年」を見ながら、静かで厳かな空気の中で新年を迎えることが多いですよね。一方、カナダでは家族や友人と集まり、パーティーをしてカウントダウンをし、年明けと同時に花火や爆竹のような大きな音を鳴らして祝います。

この文化の違いは、どちらが良い・悪いということではなく、それぞれの国が大切にしてきた価値観や楽しみ方、お祝いの仕方の違いが、普段以上にはっきりと感じられる瞬間だなと思います。今年も深夜0時を過ぎた瞬間、外から響いてくる大きな音とともに、「ああ、本当に年が明けたんだな」と実感しました。

ちなみに、カナダにはお正月に**Polar Bear Swim(ポーラーベア・スイム)**と呼ばれる寒中水泳の文化があります。今朝も友人が、近くの川で寒中水泳をしている家族を見かけたそうです。日本にも寒中水泳を行う場所はありますが、これも健康祈願や一年の無病息災を願う意味合いがあるのでしょうか。国は違っても、新しい一年を健やかに迎えたいという思いは共通なのかもしれません。


新年の朝と、日本らしい食卓の豊かさ

元日の朝は、日の出を見たいと思い、バンクーバーの日の出時刻を調べて目覚ましを8時にセットしました。冬のバンクーバーの日の出は8時過ぎ。
でもこの日はあいにくの曇り空で、きれいな日の出は見られませんでした。そこで気持ちを切り替え、朝食の準備を始めることにしました。

前日に仕込んでおいた料理を器に移し替え、できるだけ見た目にも気を配ります。普段はあまりお酒を飲まないのですが、この日だけは少し奮発して用意した日本酒と一緒に、2026年最初の食事をゆっくり味わいました。

改めて感じたのは、日本のお正月料理の「少しずつ、たくさんの品目を食べる」スタイルの満足感です。一品をたくさん食べるよりも、少量ずついろいろなものを味わう方が、心もお腹も満たされる。栄養面だけでなく、食事の満足感という意味でも、日本の食文化はやはり理にかなっているなと実感しました。
私は普段、つい早食いになってしまうことも多いのですが(保育士あるあるの一つだと思います。共感してくださる方、いらっしゃいますでしょうか?)、今日ばかりは意識して、ひとつひとつをゆっくり味わいながらいただきました。


手作り味噌と「なければ作る」暮らし

このお正月にやりたかったことの一つが、手作り味噌です。

すでに大豆、麹、塩は家にあったので、分量を量り、大豆を洗って水に浸しました。最低でも10時間以上浸す必要があるそうなので、明日の朝食後から仕込みを始める予定です。
味噌作りは今回で2回目。以前、友人に教えてもらいながら作った味噌がとてもおいしく、「一度作ると市販のものに戻れない」と言われる理由がよく分かりました。

カナダで生活していると、日本では当たり前に手に入るものが簡単には手に入らないことも多く、「なければ作ればいい」という感覚が自然と身についてきます。今回の味噌作りは、手に入らないからではなく、単純に「おいしいから作りたい」という理由。自分が本当に欲しいものを、自分の手で作る時間は、やはり楽しいものです。


ブログを続けることで生まれる変化

新年のメッセージをやり取りする中で、シアトルに住む友人から、このブログについていくつかアドバイスをもらいました。サイトの雰囲気や構成を少し変えてみて、改めて感じたのは、オンライン上の設定や仕組みについて、まだまだ理解しきれていない部分が多いということです。日本語で設定していてもカタカナ用語が多く、「これは何を意味しているんだろう」と立ち止まることも少なくありません。

ただ、こうしたことは一度覚えたら終わりではなく、どんどんアップデートされていくものでもあります。だからこそ、完璧を目指すよりも、「分からないなりに触れ続けること」「少しずつでも続けること」が大切なのだろうなと、最近は思うようになりました。設定などはやり始めるとどうしても時間がかかるので、まとまった休みのときに少しずつ手を動かしていく今のやり方は、自分には合っている気がしています。

12月から始めたこのブログは、多少日付をまたいでしまうことがあっても、できるだけ毎日更新することを目標にしています。毎日書くと決めたことで、日々の生活の中に自然とメリハリが生まれました。「今日は何を感じたのか」「なぜそう思ったのか」と、自分の行動や気持ちを振り返る時間が、以前よりも確実に増えたと感じています。

文章を書くこと自体は昔から好きですが、読む人にとって分かりやすく、重たくなりすぎず、どこか一つでも「そうだな」と思ってもらえるような発信を、これからも続けていけたら嬉しいです。


まとめ

カナダで迎えるお正月は、日本とはまったく違う賑やかさがありますが、食や手仕事、そして日々を言葉に残すことで、自分らしい新年のスタートが切れた気がします。今年も、暮らしの質を自分自身で少しずつ高めていけるような取り組みを大切にしながら、一日一日を重ねていきたいと思います。

この記事の内容についてご相談や、執筆・企画のご依頼がありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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