クリスマスが近づくと、街の雰囲気だけでなく、日々の予定や気持ちも少しずつ年末モードに切り替わっていきます。ケーキの予約をしたり、友人との年越しの予定を立てたり、いつものカフェでブランチを楽しんだり。大きなイベントではなくても、そんな小さな出来事の積み重ねが、私にとっては「一年の終わり」を実感する大切な時間です。今日は、クリスマスの準備からブランチ文化、そして年末に向けた暮らしのあれこれについて書いてみようと思います。
クリスマスのケーキ予約から感じる、食文化の違い
今日は、昨日友人のためにバースデーケーキを買ったお店で、クリスマス用のブッシュ・ド・ノエルを予約しました。毎年この時期になると、形は定番のブッシュ・ド・ノエルでも、フレーバーが少しずつ変わるのが楽しみです。今年はヘーゼルナッツ、チェスナッツ、パッションフルーツ、そしてクラシックの4種類があり、どれも本当においしそうでした。
去年はヘーゼルナッツを選んだので、今年は少し変えてチェスナッツにしてみることにしました。チェスナッツと聞くと、日本人としてはやはりモンブランを思い浮かべますが、こちらでは「モンブラン」というデザートはほとんど見かけません。たまに日本人パティシエの方が作っているものをカフェで見かけることはありますが、決してメジャーとは言えない存在です。
それでも、そういったモンブランを感動しながら購入し、職場で同僚に分けると「おいしい!」と言われることが多く、味としては十分こちらの人にも受け入れられるはずなのに、なぜ定番にならないのだろうと不思議に思うことがあります。日本では「秋といえば栗」というイメージがありますが、こうした感覚も、文化や食文化、採れる果物や野菜の違いによって生まれるものなのだと、改めて感じました。
無事にケーキの予約はできたものの、受け取りは火曜日限定とのこと。我が家のクリスマスパーティーは25日の予定ですが、23日に受け取って、1日冷蔵庫でお休みしてもらうことになりそうです。これでひとまずクリスマス準備は一区切り。次は少しずつ大晦日とお正月の準備に取りかかる予定です。
年末恒例の振り返りと、来年への小さな計画
大晦日は友人と、彼女は仕事があるため、仕事終わりに合流して年越しそばを一緒に食べる予定です。そしてここ数年、私たちは年末になると「来年やりたいこと」を10項目を各10個ずつ、合計100個書き出す時間を持っています。
年末には、その年にどれだけ達成できたかを一緒に振り返り、継続したいものはそのまま残し、終わったものは「消化済み」として新しい項目を追加します。正直なところ、普段の生活の中では自分がどんな目標を立てたのか忘れてしまっていることも多いのですが、だからこそ、こうして定期的に見返す時間があるのは楽しいものです。「これはやった」「これはまだだった」と確認するだけでも、自分なりに前に進んできたことを実感できます。
正直100個分自分がやりたい事や興味を持っている事を書き出すのはしんどいです。最初の2~30個は結構すんなり出てくるのですが、その後は絞り出すように考えています。もちろんこれは自分たちで決めてしている事なので強制ではないのですが、そうして絞り出しているうちに「自分はこんなことをしたいと思っていたのか」という発見もあったりするのが面白いです。
ブランチ文化が好きになった理由と、部屋の小さな変化
今日は昼間、友人とブランチに行ってきました。ローヒード駅のすぐ近くにある「Egg Bomb(エッグボム)」というカフェです。もともとはラングレーにあり、有名ではあったものの、車がないとなかなか行きづらい場所でした。以前、その方面に住んでいる友人と一緒に行ったことがあり、とてもおいしくて印象に残っていたカフェです。
そのEgg Bombが、1〜2年ほど前にローヒード駅近くにオープンしてからは、かなり行きやすくなりました。コリアン系のブランチカフェで、少し分厚めのトーストを使ったフレンチトーストやサンドイッチが特徴です。今日はフレンチトーストの上にサーモンがのった「オーシャン」というメニューと、オートミルクラテを注文しましたが、どちらも大満足でした。
バンクーバーは外食がとにかく高く、特にディナーは頻繁に行けません。そのうえ、私自身が夜は家でゆっくり過ごすのが好きなこともあり、外食はもっぱらブランチ派です。朝食より少し凝っていて、ランチほど重くないブランチは、私にとってちょうどいい存在です。こちらではブランチ文化が定着しているのか、専門店も多く、定番から少し変わったメニューまで楽しめるのも魅力です。
食事の後は近くのモールを少し歩いて解散。帰宅後は、明日友人に譲る予定の電子ピアノのパッキングをしました。コロナ前に別の友人から譲ってもらったものですが、最近はほとんど使わず、サイドテーブルのような存在になっていました。かなり重たいので、運搬はジムバディの友人に車をお願いする予定です。
もともと狭い部屋なので、ピアノがなくなると少しだけ広く感じます。そうなると不思議なもので、また何か新しいものを置きたくなってしまうのが人間です。机を新しくするかどうか、いまだに悩み中ですが、こうして年末に向けて、暮らしも気持ちも少しずつ整えていく時間を楽しんでいます。
こうして振り返ってみると、クリスマスのケーキ予約や友人とのブランチ、年末の計画づくりなど、特別なことは何もしていなくても、確実に一年の終わりに向かっているのだと感じます。日本とカナダの食文化の違いに驚いたり、毎年恒例の目標を振り返ったり、部屋の中を少し整えたりする時間は、自分の生活を見つめ直す良いきっかけにもなっています。忙しさに流されがちな日常の中でも、こうした小さな節目を大切にしながら、気持ちよく新しい年を迎えたいと思います。



