海外で暮らしていると、「日本食が食べたい」と感じる瞬間は定期的に訪れます。ただ、その“日本食”のイメージは人によって、そして国によって少しずつ違います。
今日は友人と久しぶりに、私のお気に入りのバンクーバーのレストラン「Cafe de l’Orangerie」へ行ってきました。日本人経営の洋食屋さんで、日本にいた頃の記憶をふっと呼び起こしてくれるような味に出会える場所です。食事の話から、カナダでの日本食の受け取られ方、そして何気ない週末の過ごし方まで、そんな一日を振り返ってみたいと思います。
日本の「洋食」が恋しくなる理由
Cafe de l’Orangerieは、日本人オーナーが経営する洋食レストランで、パスタやハンバーグ、チキン南蛮、ドリア、カレーライスなど、日本ではおなじみのメニューが並びます。デザートも甘さ控えめで、日本らしいスポンジケーキやチーズケーキが楽しめるのも魅力です。
以前は私が働いているセンターの近くにも支店があったのですが、立地の影響もあってか数年で閉店してしまいました。そのため、どうしてもこの味が恋しくなると、本店まで足を運ぶことになります。
場所は私が住んでいる所からは少し遠くて、電車とバスを乗り継ぐか、車で行くのが一番便利な立地です。今日はレストランへの最寄り駅で友人と待ち合わせをし、そこから車で向かいました。駅からは車で5分ほどなので、実際に行ってみると意外と近く感じます。
変わらないお気に入りメニューと、北米の日本食事情
久しぶりに訪れても、私が頼むメニューは結局いつも同じ。数種類の中で迷いながらも、最終的には「これ」と同じメニューに決まってしまいます。
今回も選んだのは、Masagoのクリームスパゲッティーと、グレープフルーツのチーズケーキ。この組み合わせは、定期的に無性に食べたくなるお気に入りです。
友人も同じスパゲッティーを選び、デザートだけ別のものにしていました。最後に来てから二年以上は経っていたので、久々の味をじっくり噛みしめるように楽しみました。美味しいものを食べていると、自然と会話が少なくなる瞬間がありますが、それもまた心地よい時間です。
カナダで「日本食」と言えば、やはり寿司が真っ先に思い浮かぶ人が多いです。次に天ぷらやラーメンと続く印象でしょうか。一方で、パスタなどといった洋食は、どうしてもイタリアンや西洋料理のイメージが先行し、日本食として認識されにくいように感じます。だからこそ、このお店の存在は私にとってとても貴重です。
週末のメトロタウンと、日常の小さな予定
ランチの後はまだ時間が早かったので、メトロタウンへ立ち寄りました。週末のメトロタウンは相変わらずの混雑ぶり。来週末には小旅行を控えているので、洋服でも新調しようかと思ったのですが、人の多さに圧倒されて断念しました。
私は必ず試着をしてから服を買うタイプなので、無印良品やユニクロの長い試着待ちの列を見ると、どうしても気力が削がれてしまいます。結局、これといって欲しいものにも出会えず、何も買わずに帰宅しました。
家に戻ってからは今週分の洗濯を済ませました。我が家には乾燥機がないので、洗濯物はすべてお風呂場に干します。意外にも、夏より冬の方が乾きやすく、暖房で乾燥した空気がちょうど良い湿度を作ってくれているようです。
明日は久しぶりに友人とコストコへ行き、お米を買う予定です。以前は数種類しかなかったお米が、最近では日本のコシヒカリまで並ぶようになりました。そろそろ家のお米も少なくなってきたので、楽しみにしています。
まとめ
海外生活が長くなるほど、「日本食」の定義は少しずつ変わっていきます。それでも、Cafe de l’Orangerieのように、日本の洋食を丁寧に再現してくれる場所に出会えると、ほっと心が緩む瞬間があります。
美味しい食事と何気ない週末の予定が、日常を豊かにしてくれる。そんなことを改めて感じた一日でした。



