カナダでの生活とクラフトフェアのお手伝い
今日は、お茶づくりをしている友人のクラフトフェア出店を手伝ってきました。
バンクーバーは本当にハンドメイド文化が盛んで、街のあちこちでクラフトマーケットが開かれています。その中でも今回のイベントは、おそらく“トップ3”に入る規模と言われている大きなもの。遊園地PNEの隣にあるフォーラムで開催される「Make It!」です。
私は今までお客さんとして何度も行っていて、毎回いろんな手作り作品に出会えるのがとても楽しくて、作り手さんと直接話ができるところも好きで、よく足を運んでいました。
そんな“いつも遊びに行っていたイベント”に、今回は友人の手伝いとはいえ「売る側」として参加することになり、正直かなり緊張しつつもワクワクしていました。
今年は初めて2週連続の開催とのことで、友人は1週目の木・金・土・日の4日間のみ参加。私は金曜の夜と土曜日にお手伝いする予定です。
仕事のあと、イベントに興味がある同僚と会場へ向かい、彼女たちはお買い物へ、私は友人のブースへ一直線。
ひとつだけアクシデントがあって、友人が私の名前をヘルパーとして登録してくれていたのに受付の人が見つけられず、ひとまずは入れたものの、後から友人が入口へ確認しに行かなければならなくなったこと。でも、それ以外は本当にあっという間でした。
お客さんがいないときは友人と軽く話したりできるのに、お客さんが来ると会話も販売もどんどん進んで、時間が溶けるほど忙しい。最初の数回はサンプルのお茶を渡すだけでも緊張したけれど、慣れてくるとどんどん楽しくなっていきました。
そして何より、サンプルを飲んだお客さんが「美味しい!」と言ってくれる瞬間が本当に嬉しい。自分のものじゃなくても、こんなに嬉しくなるんだなと実感しました。
ハンドメイドの人たちがこういうイベントに参加して直接売るのは、売り上げや宣伝のためでもあるだろうけれど、「自分の作ったものを見て、手にとって、会話して、買ってもらう」というこのプロセスそのものが楽しさに繋がっているんだろうなと思いました。
“ないなら作る”を楽しめるようになったカナダ生活
カナダに来て以来、日本と比べて“物や選択肢の少なさ”にがっかりすることは少なくありませんでした。最初の頃はイライラしたこともあったけれど、代用できるものも意外と多いし、なくても困らないものは結構あると気づくようになりました。
でも、「どうしても欲しいもの」「あったら便利」というものは当然あって、そうなると最終的には“自分で作る”という方向にいきつきます。
私が裁縫を始めたのもまさにそれが理由。日本なら100均ですぐ手に入るようなちょっとしたものが、こちらではなかなか手に入らない。(今はDaisoも増えてきてかなり便利になってきましたが)
料理も同じ。日本ならコンビニに行けば手に入る物がカナダでは当然ない。どうしても食べたければ自分で作るしかないし、作れないなら諦めるしかない。
でも、そういう“工夫してなんとかする”生活を続けていると、だんだん“自分のために何かを作る”ことが楽しくなってきました。そして、楽しくなるともっと作るようになるし、慣れてくると誰かにプレゼントしたくなる。
最初は手作りをあげるのがすごく恥ずかしかったけれど、仲のいい友達や同僚に渡して喜んでもらえると、本当に嬉しいし大きな達成感がある。
そんな経験を積むうちに、「いつか自分もマーケットに参加してみたい」と思うようになりました。
ありがたいことに、私の周りには実際にマーケットで販売している友人が何人もいます。今回手伝っている友人もそのひとり。彼女たちの作品のファンでもあるので、こうして参加の機会をもらえたことが本当に嬉しいです。
明日は丸一日お手伝い。どんな日になるのか、今から楽しみです。


