ウィンターパーティー当日までの準備と子どもたちの作品
今日は、私が働いている保育園で一年に一度のウィンターパーティーが開催されました。私は毎週木曜日がアドミンの日で普段はフロアに入らないのですが、今日はその半分以上をパーティー準備に費やしました。
子どもたちがここ数ヶ月かけて作ってきた作品を飾りつけたり、制作中の写真を添えて保護者が読みやすいように説明文をつけたり、先日の親子遠足で消防署に行った際のドキュメンテーションも展示しました。さらに、子どもたちが保護者のために用意したギフトも可愛く並べ、どのクラスも本当に素晴らしい仕上がりでした。
特に3〜5歳児クラスの展示は圧巻で、さまざまな紙を使いながら、子どもたち一人ひとりの想像力がしっかり表現されていました。それぞれの作品の横には「これは何に見える?」「どんな気持ちで作ったの?」といった子どもたちの言葉が丁寧に記されており、想像の世界がそのまま伝わってきました。
BC州では現在、イタリアのレッジョ・エミリアの考え方からインスピレーションを受けたエマージェントカリキュラムが主流になっています。
簡単に説明すると、
「子どもの興味を起点に、なぜそこに興味を持ったのか、どう広げられるかを保育者と一緒に探求し、活動や考えを深めていく」
という感じです。
このカリキュラムを実践するために、「ペダゴジスト」という役職も増えています。ペダゴジストは、保育士たちが行うドキュメンテーション(ペダゴジカル・ナレーション)についてアドバイスやサポートをしてくれる存在。今回の上のクラスの展示も、まさにその学びが詰まった素晴らしいものでした。
パーティーでは在園児の兄弟姉妹も遊びに来ていて、私が赤ちゃんの頃から知っている子たちの成長した姿を見られたのも、とても嬉しい瞬間でした。
一方で大変だったのが後片付け。数時間かけて飾った作品をまたはがしてクラスへ戻し、翌日の保育の邪魔にならないようまとめる作業は、なかなかの重労働です。食事は保護者の持ち寄り+園のピザを用意していましたが、ほぼ空っぽに。それでもゴミの後片付けやテーブルの整理などで、最後まで忙しい時間が続きました。
ようやく1日が終わると、「今年の大イベントのひとつが無事終わった」とホッとしました。
冬休みまであと1週間、もうひと頑張りです。
バンクーバーとアルバータ、暮らし方の違いを感じた帰り道
帰り道はフローターの先生(韓国出身)と一緒でした。個性的で、思ったことをズバッと言うタイプ。時々ドキッとするけれど、聞いていて気持ちのいい人です。
話の流れで、以前同じクラスで働いていた友人の話題になりました。彼女はいまアルバータ州・カルガリーで働いています。バンクーバーは家を中心に物価が北米でもトップクラスに高いため、どうしても家を買いたいという思いから、彼女は思い切って隣の州へ移住しました。
実際、バンクーバーの家の値段はアメリカ人が見ても「0が2つ多い」と思うほどだとか。それくらい手が届きにくいのが現状です。
彼女は念願だったカナダの市民権も取得し、家も購入。そして今は車を買うために仕事を増やし、なんと週7日すべて保育園勤務だそうです。アルバータ州には週末も開いている園が多く、保護者たちは「とにかく働き続けている」という印象らしいです。
バンクーバーでは保護者が旅行やバケーションをよく取るため比較的余裕があるのですが、彼女の園ではまったく違うようで、週末保育の需要も高いとのこと。
週7勤務はかなりハードだろうと思う反面、「市民権・家・次は車」と、人生を自分で切り開く姿勢には本当にすごいと思います。
行動力がある人は、やっぱり人生の進み方も変わっていくのだと改めて感じた帰り道でした。


