今日は、半日アドミン、半日フロアという少し変則的な一日でした。
朝はパソコンの前で事務作業を進め、午後は子どもたちと一緒にフロアに入る。天気は朝から雨と風。外遊びが制限される中で、どうやって子どもたちが心地よく過ごせるか、そして大人同士の関係性についても、いろいろと考えさせられる一日になりました。
半日アドミンから始まる一日と、雨の日の室内保育の工夫
午前中はアドミン業務に集中しました。子どもたちの写真を印刷してクラスルームに飾り、来月分のニュースレターを仕上げ、クラスで必要な物のショッピングなど、パソコンの前でできる作業を一気に進めます。こうした時間があると、午後に気持ちよくフロアに入れるのでありがたいです。
天気は朝から本降りの雨。風も強く、午前は外遊び、午後は室内という予定でしたが、お昼寝後からお迎えまでの長い時間をずっと室内で過ごすとなると、それなりの工夫が必要になります。
ビッグルームがあるとはいえ、子どもたちが全力で走り回れるほどの広さがあるわけではありません。そこで今日は、同じ建物内にあるコミュニティセンターのライブラリーへ行くことにしました。
建物内の移動であっても、子どもたちは園のTシャツを着て、腕には園名と電話番号を書いたバンドをつけます。ライブラリーでは「静かに過ごす場所」という約束を確認し、今まで借りていた本を返却したあと、子ども達がそれぞれ一冊ずつ絵本を選びました。
絵本に夢中になる子もいれば、子どもコーナーのおもちゃに引き寄せられる子もいて、その反応もまた個性です。30分ほど過ごしてクラスに戻り、借りてきた本を読みながら室内遊びへ。上のクラスから借りた大きな木製トラックを使い、トンネルをくぐったり、部屋の中を走らせたりしながら、子どもたちは思い思いに体を動かしていました。
室内保育は、準備の面では楽な部分もありますが、「体は動かしたい、でもハイパーになりすぎない」という絶妙なバランスを取るのが難しいところです。保育士側の創意工夫が、常に試されていると感じます。
カナダの保育現場で感じる「サブティーチャー制度」の良さ
今週は本来早朝シフトですが、今日はクラスの先生が半日しか出られなかったため、午後のカバーに入りました。シフトが3番目だと、朝5時起きではなく、少しゆっくりした朝になります。分かっていると、どうしても遅く起きてしまうものですね。
そんな日常の中で、改めて「カナダの保育で良いな」と思うのが、サブ(sub)ティーチャーの制度です。
フルタイムでは働けない人や、仕事を探している途中の人、ライセンスを取ったばかりの先生たちが登録し、病欠や休暇の際に代わりに入ってくれます。この仕組みがあるからこそ、有給も使いやすく、体調不良のときも仕事の心配をせずに休めます。
もちろん、新しく来た先生がすぐにクラスの流れや子どもたち一人ひとりを把握するのは難しいですが、頻繁に来てくれるサブの先生がいると、子どもたちも安心しますし、レギュラーの先生たちの負担も大きく減ります。
仕事探しの段階で、まずサブとして働くことは本当におすすめです。ホームページや見学だけでは見えない「その園の本質」は、実際に働いてみないと分かりません。評判が良くても自分に合わないこともありますし、その逆もあります。結局は、自分の感覚で確かめることが一番だと、これまでの経験から強く感じています。
意見の衝突から学んだ「伝え方」と人間関係
実は昨日、避難訓練の件でマネージャーと意見が食い違い、話し合いが少しヒートアップしてしまいました。そのために昨夜は気持ちが落ち着かず、なかなか眠れませんでした。
そこで、まずは自分の考えと事実関係をすべて書き出し、攻撃的にならないよう意識しながらメールにまとめました。相手の立場を理解しつつ、自分にも至らない点があったことを謝り、それでも伝えるべきことはきちんと書く。何度も書き直すうちに、気持ちも整理されていきました。
今日、職場ではその話題には触れないまま、普通に仕事の会話をしました。少し気まずさはありましたが、嫌な感情が残ることはありませんでした。そして一日の終わりに、相手からも協力的な内容のメールが届き、改めて「伝え合うこと」の大切さを感じました。
直接話すことにも、文章で伝えることにも、それぞれの良さがあります。感情が強いときほど、無理をせず、文章にするという選択肢も有効なのだと実感しました。
問題が起きると気持ちは沈みますが、その分、学びも大きい。実体験から得る気づきは、やはり何にも代えがたいものです。
半日アドミン、半日フロアという一日は、保育の現場の多面性を改めて感じさせてくれました。天候に左右される子どもたちの過ごし方、働きやすさを支える制度、そして人との関係性。
明日は冬休み前の最後の日で、パジャマデーです。子どもたちも保育士も、少し肩の力を抜いて、心地よい一日を過ごせたらと思います。学びを胸に、また次の日常へとつなげていきたいです。


