今日は冬休みの最終日。明日から仕事が始まるため、ランチの準備も兼ねて冷蔵庫や食材のチェックをしました。年末にどうしても作りたかった思い出の料理に挑戦し、その合間にクローゼットの整理も進める、いかにも「年末らしい一日」。派手さはないけれど、気持ちを整えるにはちょうどいい一日でした。
思い出のフランスパン料理に挑戦
年末用にどうしても作りたかったのが、母が昔よく作ってくれたフランスパン料理。正式な名前は知らないのですが、フランスパンの中をくり抜き、クリームチーズをベースにした具材を詰めて冷やす、かなりハイカロリーな一品です。
材料は、フランスパン、クリームチーズ、ピクルス、ハム、スライスアーモンド、レーズン、白ワイン。レーズンは白ワインに浸して柔らかくし、アーモンドは軽く炒って香ばしさを出します。この料理は特別な、日本でしか手に入らないような材料を使っていないので、助かります。やはり日本にいた時にはすぐに手に入るようなものも、カナダでは手に入れるのが大変なものは多いですからね。
すべてを細かく刻んでクリームチーズと混ぜ、くり抜いたパンの中身も一緒に混ぜて再びフランスパンへ。分量はほぼ目分量でしたが、無事にすべて詰め終え、ラップをして冷蔵庫へ。
明日は仕事後にスタッフミーティングがあるため、その時のおつまみとしても持っていく予定です。年に一度、この時期だけに食べていた大好きな味を、今年は自分の手で再現してみようと思いました。
クローゼット整理と大掃除の現実
料理を冷やしている間に、ずっと気になりながらも手を付けてこなかったクローゼットの整理に取りかかりました。中には、学生時代から集めてきた保育の資料や教材、アクティビティ用に作ったものが段ボール3箱分。どれも当時は必要不可欠だったものばかりで、「いつか使うかもしれない」と思い続けた結果、気づけば何年もそのままになっていました。
絵本も同様で、学生の頃や働き始めたばかりの頃は、古本屋に通っては毎月のように大量に購入していました。数がないと「いざという時に使える資料や材料がない」という事態になりかねないため、常に備えておきたかったのです。その結果、本棚ひとつ分がほぼ絵本だけで埋まっています。絵本は年齢によって使うものが大きく異なり、どの年齢のクラスを担当するかによって必要なものも変わります。今後の働き方を考えても、簡単には手放せない理由のひとつです。
さらに、壊れたスーツケースがクローゼットの中で場所を取っていたため、中身をすべて出して処分することにしました。中から出てきた古い書類のうち、名前や個人情報が書かれているものはシュレッダーにかけ、それ以外は紙リサイクルへ。作業自体は地味ですが、ひとつずつ片付けていくことで確実に空間が整っていきます。
見た目には大きな変化はないものの、扉を開けた瞬間の取り出しやすさは格段に良くなりました。大掃除とは、床や窓を磨くだけではなく、こうした「見えない場所」を整えることの積み重ねなのだと、改めて実感した時間でした。
ECE(保育士)あるあると「捨てられない理由」
ECE(保育士)あるあるだと思うのですが、他の人から見たらゴミに見えるものも、つい取っておいてしまいます。ペーパータオルの芯、プチプチ、使わなくなったキッチン用品、厚紙など、子どもたちのアートやアクティビティに使えるかもしれないと思うと簡単には捨てられません。
日本にいた頃は、ヨーグルト容器やプリンカップ、ドリンクボトルなど、子どもにぴったりなサイズのものが多く、わざわざ取っておいてカナダに持ち帰ったこともありました。カナダではそういった素材が少ない分、見つけると余計に手放せなくなります。
また、子どもたちはおもちゃよりも「本物」に惹かれることが多く、使わなくなった携帯電話の方がおもちゃの電話よりも人気だったりします。以前フェイスブックのマーケットプレイスやクリングスリストを使って黒電話を購入したこともありました。初めて見るであろうダイヤル式電話でも、子ども達は自然と使い方を理解して遊んでいて、そういう姿には毎回驚かされます。
掃除が一段落した頃、冷蔵庫で冷やしていたフランスパン料理を味見。自分で作ったものより、誰かが作ってくれた方、母が作ってくれたものの方がが美味しく感じるのですが、それでも納得の仕上がりでした。
今年も残りあと3日。日本から送ってもらった手帳が無事に届くこと、そして2026年は初日の出を拝めることを願いながら、静かに年末を迎えたいと思います。


