ウィンタークローズ(冬休み)を控えた保育園の最終日。少しでも楽しい雰囲気で締めくくろうと、園では「パジャマデー」を実施しました。寒さの中での子どもたちの様子や、カナダならではの保育現場の風景、そして仕事後に訪れたバンクーバーの“甘い誘惑”。そんな一日を振り返りながら、カナダ生活と日本との違いについても感じたことを書いてみたいと思います。
ウィンタークローズ前、パジャマデーのゆったりした一日
今日はウィンタークローズ前の最後の登園日でした。少しでも楽しく過ごせるようにと、園ではパジャマデーを決行。天気予報では降水確率90%の雨予報でしたが、実際には晴れ間ものぞき、思ったよりも悪くないお天気でした。ただし、気温はかなり低め。子どもたちはパジャマ姿ということもあり、長時間外で過ごすのは難しいと判断し、近所を少しお散歩することにしました。
なぜか子どもたちはゴミ収集車が大好きです。今日も道ですれ違うたびに大歓声が上がり、その反応を見ているこちらまで楽しくなりました。それを見たドライバーさんたちは手を振ってくれたり、クラクションを鳴らしてくれたりすることもあり、そういう場面に出会うとほっこりします。特別なことをしなくても、子どもたちにとっては日常の中にワクワクがたくさんあるのだと、改めて感じる時間でした。
プログラムプランニングと、保護者とのつながり
私たちの園では、月に2〜3回のペースでプログラムプランニングの時間を設けています。主任だけでなく、全ての先生が順番に保育から外れる時間(いわゆる「off the floor(オフザフロア)」)をもち、これまでのオブザベーションのまとめやドキュメンテーション作成、アクティビティの準備などに取り組みます。その間はフローターの先生が入り、その抜けている先生のシフトをカバーしてくれます。
今日は子どもの人数も普段より少なく、冬休み直前ということ、そしてパジャマデーという雰囲気も相まって、園全体がどこかリラックスしたムードでした。先生たちが作成したドキュメンテーションは私に送ってもらい、印刷してクラスに掲示します。子どもたちと一緒に写真を見返したり、後日保護者の方へメールで共有したりすることで、日々の学びを可視化しています。
最終日ということもあり、今日は多くの保護者の方からプレゼントをいただきました。定番はやはりメッセージカード付きのギフトカード。スターバックスをはじめ、IKEAやAmazonなど、バラエティに富んでいます。日本では保護者からの贈り物が禁止されている園も多いですが、カナダでは比較的カジュアルに、感謝の気持ちとして受け取る文化があります。そして、この時期に圧倒的に多いのがチョコレート。食べ過ぎには気合を入れた注意が必要です。
バンクーバーの甘いスイーツと、日本人あるある
仕事後は、久しぶりに会う友人と急遽我が家で食事をすることになりました。彼女は仕事と学校で忙しく、さらにクリスマスには一時帰国予定とのこと。外食ではなく「手料理が食べたい」というリクエストに応え、ご飯と味噌汁を中心に、家にあるもので簡単な献立を用意しました。
遅くなってしまった友人の誕生日祝いも兼ねて、職場近くのお気に入りのケーキ屋さんで小さめのホールケーキを購入。フランス人オーナーのお店で、チョコレートが特に有名です。味は抜群ですが、とにかく甘くて大きい。しかもお値段は一切れ約13ドル。日本円にすると約1500円ほどで、バンクーバーでおいしいスイーツを楽しむには、それなりの覚悟が必要です。
だからこそ、日本に帰るとつい食べ過ぎてしまいます。コンビニやお惣菜、外食まで、安くておいしいものが簡単に手に入る日本。同僚の日本人も「帰国中はダイエットを諦める」と話していて、これも在外日本人あるあるだなと感じました。
多くの場合、帰国前に少しダイエットをして、帰国中に戻り(もしくは付け足され)、またこちらに戻ってから調整する、というのが定番の流れです。ただ、クリスマス前後のこの時期は職場でもポットラックや差し入れが続き、そもそも食事管理が難しいタイミング。今回の帰国に向けては「もう諦める」という彼女の気持ちも、よく分かります。
期間限定という言葉にも弱く、これから始まる1週間の予定を思うと、私自身も今から少し不安です。
Winter Closure前のパジャマデーは、子どもたちにとっても、先生たちにとっても、少し肩の力を抜いて過ごせる一日でした。保育現場での丁寧な振り返りと、保護者とのつながり、そして仕事後のささやかな楽しみ。こうした日常の積み重ねが、カナダでの生活をより豊かなものにしてくれているのだと感じます。甘い誘惑と上手に付き合いながら、次の一週間も楽しんでいきたいと思います。


